武蔵野ワークス ヘルシンキ空港 使用感想
ヘルシンキ空港のラベルの素敵さに惹かれて久々に武蔵野さんの香水を頼んだ。
買って暫く経ち、使い込んでの感想を少し。
冬のイメージらしいが夏も十分使えそう・新生ヘルシンキ
新生ヘルシンキは以前にサンタの贈り物で出した時よりもヒノキの配合が減ったのかな?と感じた。
サンタの贈り物名義でリリースされた時のものをミニボトルで試してみて、その時はヒノキが尖った感じでそんなに好きではないと数年前のエントリ
で投稿している。
今回のヘルシンキは1mlのミニボトルを2本、さらに4mlキューブボトルも使ってじっくり試した。
キューブボトル香水(愛称:スモカワ香水)で使った時の香りがヒノキがまろやかになっていて好みだった。スプレーして霧状になった状態の香りを試した方がイメージ違いが起こりにくいから好き。
ヒノキもミントも単体ではそれほど好きではないけれど、この2つの組み合わせで絶妙な冷涼感が出ていてちょっと感動。本当にスースーするわけではないけれど、ひんやりとした雰囲気は出ているように思える。そこに柑橘系の香りも合わさってのまろやかな甘さに癒される。ラストノートまでおじさん香水っぽさ・トニック臭等は感じず好感触。冬のイメージらしいですが個人的には夏使用でも十分行けそうな感じの香りだった。
武蔵野ワークス製品の中でも独特の世界観を持つヘルシンキ
納得の上、後日フルボトルを注文。
ボトルネックに掛けられたリボンも小洒落ていて良いし、空港で手荷物に貼られるラゲージタグ風ラベルも雰囲気があって素敵。デザイン面からもシンプルにまとまっているヘルシンキ空港の空気感を伝えてくれるよう(ヘルシンキ空港は写真やネットの画像でしか見たことがないけれど)。
暑い中使っても汗と混ざって変な香りになったりも今のところはしていない。
というかそんな事になる前に香りが飛んでしまうだけかもしれないが。
敢えて不満点を挙げるとすれば香りの飛びが早いかなあ、といったところ。
ここの香水は大体香りが飛ぶのが早いが、特にヘルシンキのように爽やかで軽いタイプだと顕著に現れるのかな。コストパフォーマンス的にはあまり……。でも気に入っているのでリピート買いして使うけれど。
久しぶりにフルボトルを買ってみて、ヘルシンキはデザインから何から独特の世界観が確立されているように思えて何だか力が入っているなあと思った。武蔵野さんのラインナップからするとヘルシンキは何だか他と違うおもしろい商品。
武蔵野さんの香水は材料調達の関係で販売休止になる場合があるが、ヘルシンキは出来る限りコンスタントに長く販売してほしい。