あたまのまえあたり

ブログというより備忘録

イデビアン・クルー「排気口」@世田谷パブリックシアター 感想

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8月10日(金)15時からの世田谷パブリックシアター公演を観てきました。

観てみたいと気になったきっかけはぴあポイントの交換商品一覧でこの公演が掲示されていた為。
イデビアン・クルーというとコンテンポラリーダンス集団でMVの振付や出演もしているのを知っているという程度で、普段私はこういった公演はほとんど観ません。
生で彼女ら彼らのダンスを観るのは初めてで、演劇やダンスの事には詳しくないですが自分なりの感想や気づいた点等少し書いておきます。



すべては巡るもの?個人的解釈



基本、パントマイムとダンスで表現していく中に少し台詞が入る感じの、難しい事を考えなくても楽しめるステージだった。
ステージの上は一つの部屋を取り囲む回廊状に作られていて、前方には排気口の格子のようなセットが設置されていた。回廊を何度も巡り、排気口へ老若男女が吸い込まれたり外へ吐き出されたり。

コミカルな動きをしたり、悲しみに暮れたりは喜怒哀楽あるヒトの一生を表しているのかな。
回廊、老若男女、着物と洋服(過去と現在?)、排気口ときて、なんとなく輪廻という単語が浮かびました。すべては巡るものであるという表現なのかと思った。


音楽も良かった。サントラがほしい



劇中の音楽も良い感じで、カットアップボイスって言うんですか、切れ切れの音声をつなげてバックトラックと合わせて曲にしているのが場面場面で印象的だった。
男性ダンサーさんのリバーサイドホテルが良い声だった。

なんか…サントラ欲しいと思ってしまった。



初めて観たけれどこういうの結構好きかもしれない。
会場はこじんまりとしてはいるものの天井が高く開放感があって素敵だった。

プロフェッショナルな人達のダンスを観る機会ってなかなかないので生で(しかも適度に近く見やすい席で)観られて良い刺激になった。
次はお金を払って観たい!
 

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