Tommy february6@横浜ベイホール 感想
トミーフェブラリーが自身の誕生日に単独でライブをやるのを知ったのは会員になっているWebファンクラブででした。ブリグリも好きだけどフェブラリーの音楽性と作り込まれたキャラクター・世界観も面白くて特に好きなんです。
2/6、楽しみにしてきたTommy february6のバースデーライブを横浜ベイホールで観たのでその感想を。
会場の外で整理番号順に整列させて開場するまでがイベントスタッフの段取り悪すぎ、外で待ってるこっちは常に海風直撃で寒すぎ開演時間遅れすぎなのはマイナスポイントだったが、ライブ自体はとても楽しめた。
ステージにはDJブースが組まれ、その上にMacが一台。ステージ後方にはイメージ映像を映し出す大きなスクリーン。ジェームスとジェイジェイだっけ、日本語ペラペラの外人男性2人組がDJとギターを担当(ギターはあれ、当て振りだよね)し、眼帯ガールズのホノカちゃんとカナメちゃんがチアリーダー風の扮装でダンサーとして参加。全員がトミーグッズの赤いトレーナーを着ていた。トミーの横でポンポン持って踊ってるホノカちゃん&カナメちゃんも凄く可愛かった。
ただ、ここの会場はフロアの左右に大きな柱が2本あってそれが視覚的にも聴覚的にも凄く邪魔だったのが惜しい。
T.O.M.M.Yを出囃子にトミーが登場。「えー？みんな何しに来たの～？」等といかにもトミーらしい事を言ってまったりとライブがスタート。私は生トミーは初めて見るので何か凄く感動した。目の前で動くトミーはテレビや映像で見るよりも可愛いし不思議な色気もある。
前半はトミーフェブラリー80's DISCO風Mixで、シングル曲や1stアルバムの中からの曲が多めだった気がする。後半はEDMにアレンジしたアッパーな曲が中心で、フェブの楽曲が時代に合わせたサウンドにアップデートされ音楽性もパワーアップしていた。RUNAWAYが来たあたりからめっちゃ踊れて楽しかったー。
Bloomin'!やJe t'aime☆Je t'aime、MaGic in youR Eyes等のシングルヒット曲は勿論、個人的に好きなLonely in Gorgeous、RUNAWAY、トミーフェブラッテ・マカロン。の生歌を聴けたのには大興奮。
MCはトミー特有のアンニュイなローテンショントーク。でも場がグダグダにはならないのがまたいい感じ。少し毒を吐いても嫌な感じは全然しなかったし、こういうところも川瀬智子のキャラ作りの勝利かな。マイペースでいい子ぶらないのがこの人の魅力だと思う。
歌いながら途中で前髪を何回もいじってたのでどうしたのかなと思っていたら、本人曰くシャープな感じの髪が目にザクザク刺さってきて痛かったそうです（笑）。メイクで睫毛を上げるとレンズに睫毛が当たるからあの眼鏡にはレンズは入れてないらしいですね。
あと、会場フロアの左右には太い柱があって、それを邪魔に思ったトミーが「柱破壊したくなってくるね」とボソッと言ったのが面白かった。
ライブでは特に決まった振りもなく、本人的には同じフリで統率！とかそういうのすごい嫌いなんだけど、やった方がいいのかな～？等、色々模索している感じだった。今までライブやってなかったから逆に全然緊張しないとも言っていたけれど、何かやっぱりオーラが違ったなあ。髪の間からキラキラしてたピアスも似合ってたし、さくらんぼモチーフのヘッドドレスしてる姿も可愛かった。
グッズ紹介で赤のトレーナー着て出てきた以外に衣装替えがなかったのがちょっと残念だった。トミーのファッション性も好きなのでもう一回くらいお召し替えしたところを見たかったな。
最後の方ではバースデーケーキが登場してハッピーバースデー大合唱をしたけれど、ロウソクの炎を吹き消さずに放置する人は初めて見た（笑）。いろいろトミーらしいといえばそうだけどやっぱり面白い人だ(笑)。トミーの「無理、絶対無理」って言い回しも何だかイイ。
歌もMCもまったりと楽しめ、フロア中盤のステージが見やすい場所にも行けたしトミーも良く見えたのでまあ満足かな。トミーの声好きだし初めて生歌が聴けてすごい嬉しかっただけに、入場前の外での段取りの悪ささえなければもっとよかった。
でもまたライブがあれば是非とも見たい。
この日のセットリストは下のサイトに掲載されていました。ライブの曲順通りにプレイリスト作って聴きたいから助かった。
フェブのアルバムはやっぱりこれが好き。
