あたまのまえあたり

ブログというより備忘録

水曜日のカンパネラ 2017.7.26 新木場 STUDIO COAST 感想

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中野サンプラザ以来で行って来ました、水曜日のカンパネラ@Studio Coast
ライブ見てから結構日数経ってしまったけれど…(下書きになったまま放置されてた)。
前回同様、今回も忘れないうちに何でもいいのでとりあえず雑感や見ていて思ったことを書いておくとします。


何をどう見せたいライブなのかな?



カンパネラを観るのは久々だから結構楽しみにしていた。
会場に入るとすでに満杯のファンで、中2階で人垣の間から見ることになった。

ステージには大木のようなアーチ状のセットがあり、青を基調とした照明が施され水の音や心臓の音っぽいSEが流れていた。
この音がなんだか少しホラーっぽくもあり、場内は蒸し暑くてその場に居て気分がすぐれなくなる要素はあった。直接これのせいではないかもしれないけれど場内で倒れた人が数人いた模様。大丈夫だったのだろうか。

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ライブの中盤で、ステージの端から端までの長さがあるような大きな幕をフロアに居る客達に持たせ、それに照明を当てて踊るコムアイが影絵のようになるのは見ていてなかなか面白かったので、今回はじっくり見せる演出なのかなあと思っていた。
しかし天井からロープでぶら下がる特大ミラーボールに乗って客の頭上を移動したり、水カンライブでお馴染み・巨大透明ボールの中に入って客の上を転がっていったりで観客に何をどう見せたいのかがあまり良くわからなかった。

客との一体感を求めてファンとのふれあいをやりたいのか、落ち着いて影絵のような演出を見せたいのか、コムアイ的にみんなに私を見てほしいなのか。どれかに絞ったほうが見ている側としてはもう少し何をどう見せたいかがわかりやすいかなと。
ホール向けの演出と小さいライブハウスで映える演出がない交ぜになっているようで良くも悪くもコムアイのやりたい事がとっ散らかっている空間という印象を受けた。

個人的にオープニングの水の中みたいな照明とSEの演出、ラストの炎が燃える音と映像の演出を見て、これは水(羊水)から始まり火葬で終えるヒトの一生を比喩しているのかなとは思った。個人的な解釈ですが。

あれこれやるのは悪いことじゃない。けれどもう少しシンプルにした方が何をどう見せたいのか、伝えたいのか観客にはわかりやすいと思う。 


これからのライブアレンジにも期待。

今回聴いていて特に良かった曲印象に残った曲抜粋。

ウランちゃん。この曲、曲調的にちょっとノりにくいと思うけれどやっぱりライブで何度聴いても格好いいから好きです。バクからウランちゃんへの曲のつながり方もよかった。

ユタ。これ、私はもともとあまり好きではない曲なのです。今回はなんだか知らないけれど初めてとてもいいと思えた。ライブの帰り道もiPodでユタを聴いて帰った。

シャクシャインと桃太郎の異様な一体感は気持ちよかったな。

それと噂にはきいていたけれど各曲大なり小なりアレンジを施し始めたんですね。
アンコールのマルコ・ポーロのアレンジが原曲よりかっこ良く仕上がっていてうれしかったし気分が高揚した。あらためて綺麗な曲だねえ。
やっぱりケンモチさんの作った楽曲とコムアイの声のマッチングが好き。

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音楽性自体はメジャーに行った後もブレてるとは思わないし、トラックは毎回格好良くカンパネラらしさも変わらずあるのでほぼ満足している。 
少しの間彼らのライブを見ていなかったが、今回のライブを見てまたちょっと再燃してきました。次のツアーも見に行きますよー。 


それと武道館は行っていないので一応DVDは買いました。
その感想はまた今度。



この日のセットリストはこちら。

水曜日のカンパネラ @ 新木場STUDIO COAST (東京都) (2017.07.26) | ライブ・セットリスト情報サービス【 LiveFans (ライブファンズ) 】

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