あたまのまえあたり

ブログというより備忘録

KIMONOS/吉田一郎不可触世界@代官山 晴れたら空に豆まいて

前回の8月下旬のビルボード東京での向井秀徳アコエレ/一郎ライブが観れなくて残念がっていたら、一郎さんライブ第2弾の情報が入ってきたのには歓喜した。まさかこんなに早く第2弾が観られるとは思っていなかったし、しかもLEO今井向井秀徳のKIMONOSとの対バンとは。早々にチケットを予約し、この日を楽しみにしてきた。


こちらの会場は初めてきく名前だった。晴れたら空に豆まいてって、なんじゃこの屋号は(笑)。まあそれはいいとして、9/20、9/21とZAZEN関連のライブが2日間連続で見られてちょっとうれしかったな。

そういえば開場を待っている間にライブハウスのスタッフのにいさんが話していたけれど、一郎さんいわくビルボードの時は曲数も少なかったし実質今回が本番みたいなものだと言っていたらしい。


個々に印象に残った曲等の感想を。



吉田一郎不可触世


全曲CD音源とは異なるアレンジを加えていて楽しめた。
中華マフィアのような黒の衣装はあぱんだと暗渠のMVで着ているのと同じかな?
オープニングから「これ何の曲だろう、何の曲だろう?」とワクワクしていたらルールだった。浮遊するようなシンセ音とベースと一郎独特の微かな振動のある声が互いに作用しあってめっちゃいい。

暗渠、ピザトーストと続き、CDではアコギを前面に出していたたまプラーザはライブでは恰好良い打ち込みトラックになっていた。
君のおもしろいおはなしを聞かせてよ、というような歌詞の新曲は何だかかわいい感じの曲で良かったな。これは2ndアルバムに入るのだろうか。2nd出すのはまだだいぶ先だと思うがそちらも今から楽しみ。
あとは見慣れた街と法螺をやった。合計で7曲だったと思う。

向井さんも独特の雰囲気を持っているけど一郎さんもまた違った世界観を持っているなあ。ステージでの佇まいがまさにアンタッチャブルワールドだった。
持ち時間は短めながらも、洒落たトラックに不安定な感じの一郎ラップが乗ってくるのがどこかアンバランスで聴いていて凄く面白かった。あぱんだと眼と眼、洗濯もライブで聴きたいしまたの一郎ソロライブを楽しみしておこう。

      

KIMONOS


音源は持っているけれどKIMONOSのライブを観るのは初めて。

ざーざー雨がどうのって歌ってた曲や、ゆったりめのテンポで二人が熱唱していた曲が特に印象に残った。何か途中でいとしのエリーの歌詞の一部が入ってたような記憶がある。
ライブで聴いてますます気に入ったKIMONOSの曲はYureru、Haiya、MOGURA、Tokyo Lightsだな。
Haiyaは牧歌的なメロディーがすごく耳に残るし、MOGURAはノリノリのグルーヴ感が出ているのが好きだ。

アンコールでやったトーキングヘッズのカヴァー・THIS MUST BE THE PLACEも哀愁あるスローなアレンジがよかった。
Tokyo Lightsでは一郎さんもステージに出てきて3人で演奏していた。


一郎もKIMONOSも凄く楽しめたのでまたライブを観たい。


しかし日常で地べたに座る習慣がないので、ずっと座って観てるのってスタンディングよりも疲労感があった。ステージが見やすいといえばそうなんだけど、立って適当に体動かしている方が楽。次にザゼン関連でここに来るときは簡易クッションを持参するか可能であれば壁際へ行こう。畳の上だと寄りかかるところもないので足のすねやらお尻やらが痛くなってきて堪らん。……楽しかったけど。